日本舞踊の可能性vol.3 「GOSAMARU -勇者たちの物語-」公式サイト

CAST

藤間乱黄/阿麻和利(あまわり)

江戸時代から続く日本舞踊の家に生まれ5歳から祖母、藤間藤子(重要無形文化財保持者)、母蘭景より踊りの手ほどきを受ける。6歳で初舞台。16歳で藤間流名取となり、長唄、能楽、囃子、茶道の研鑽も積む。25歳で師範免許取得。初心者から師範まで幅広く指導している。曽祖母や祖母から伝わる古典の継承とともに、ゲーテの「ファウスト」を一人で演じる『禍神』、オペラ「セビリアの理髪師」の舞台を江戸に移した『徒用心』、ムスルグスキーのピアノ曲とともにバレエ・ダンサーと演じた『展覧会の絵』など脚本・演出・振付も手がけた創作作品も積極的に発表している。また、北・南米、アジア、中東、ヨーロッパで幅広く日本舞踊を紹介している。2015年には世界ダンサー、ファルフ・ルジマトフ、ロシアの国立バレエ団の芸術監督、岩田守弘との『信長』を東京で初演。17年、東京で再演。2019年1月にはロシアの3都市で6公演、11月には凱旋公演を成功させた。2015年芸術選奨文部科学大臣賞。2016年文化庁文化交流使。2019年度日本藝術院賞。

公式ホームページ:http://www.daichi-fjm.com

西川箕乃助/護佐丸(ごさまる)

西川流宗家西川扇藏(人間国宝)の長男として生まれる。早稲田大学卒業後、ロンドン大学SOASへ留学。ついでラバンセンターでモダンダンス、バレエ、舞踊理論を専攻するという異色の経歴を持つ。平成5年、日本大学藝術学部演劇学科非常勤講師に就任、同年、五代目西川箕乃助を襲名。NHK大河ドラマや映画などの所作指導、宝塚歌劇やOSK等、舞台の振付も多数手掛けている。芸術選奨文部科学大臣賞など受賞。

花柳寿楽/金丸(かなまる)後に尚円(しょうえん)

二世花柳錦之輔の長男として生まれる。幼少より人間国宝である祖父、二世花柳壽楽に師事。平成2年三代目花柳錦之輔を襲名、平成21年に三代目花柳寿楽を襲名。歌舞伎公演や蜷川幸雄演劇作品などの振付指導の他、NHK大河ドラマ、宝塚歌劇団やOSK、ジャニーズなど、幅広いジャンルに参加している。国立劇場歌舞伎養成課講師、学習院女子中・高等科日舞部講師。芸術選奨文部科学大臣賞、日本藝術院賞など受賞。

花柳基/大城賢雄(うふぐすくけんゆう)

2歳より母である 花柳 秀に師事し、6歳からは人間国宝・花柳壽楽師に師事する。現在は、自身の活動として欧米・南米・アジア・中近東に於いての公演、主宰する「基の会」での 花柳流作品を中心とした古典の研鑽、そして創作舞踊等これからの日本舞踊を視野に入れた新作も手がける。母校である日本大学藝術学部演劇学科で教鞭をとると同時に日本体育大学武道学科、埼玉県立芸術総合高校で非常勤講師を勤める。芸術選奨文部科学大臣賞など受賞。

山村友五郎/尚巴志(しょうはし)・尚泰久(しょうたいきゅう)

祖母の山村流四世宗家・山村若、母・糸に師事。平成4年、六世宗家 山村若を襲名。流祖・友五郎よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地唄舞)という二つの流れを大切に、伝統の維持継承に力を注ぐ。平成26年、山村友五郎(三代目)を襲名。文楽、上方歌舞伎、宝塚歌劇、OSK等の振付、舞踊指導にも従事。流儀に伝わる振りや文献から流祖所縁の演目の復曲にも意欲的に取り組んでいる。芸術選奨文部科学大臣賞、日本藝術院賞など受賞。2020春、紫綬褒章受章。

長田佳世/百十踏揚(ももとふみあがり

10歳から涌井三枝子に師事。ボリショイ・バレエ学校(モスクワ)留学。卒業と同時に1997年、国立ロシア・バレエ団入団。1999年Kバレエ・カンパニー入団。2009年、新国立劇場バレエ団へソリストとして入団し、13年プリンシパル(ダンサーの最高位)に昇格。『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ジゼル』『シンデレラ』などの古典やバランシン、ビントレー、エイフマンほかの振付による数多くの作品で主役を踊り、16年末に退団。

累累 兵士衛(えい)・微(び)

累累:
藤田善宏と丸山和彰が、ジャンルを超えてタッグを組んだコンテンポラリーダンスとマイムの要素を併せ持つ、無声劇ユニット。

藤田善宏:
パフォーマンスユニットCAT-A-TAC (キャットアタック)主宰。ダンスカンパニーコンドルズメンバー。第72回文化庁芸術祭舞踊部門新人賞受賞。福井しあわせ元気国体開会式典演技振付総合監修。群馬大学非常勤講師。小栗旬や加藤シゲアキ主演舞台への振付やステージング、山田洋次監督演出ミュージカルやNODA・MAPへの出演など、MV、CM、舞台作品他、振付出演多数。

丸山和彰:
マイムパフォーマンスグループCAVA(サバ)を結成し、作、演出、出演を務め国内外で公演を行う。フランス人音楽家を音楽監督に迎え、身体表現と音楽で物語る舞台『BARBER』は南仏カルカソンヌフェスティバルの開幕作品として招聘、東京で再演。演劇作品の構成・演出・ステージングでも活躍し、首藤康之振付・演出のバレエ『ドン・キホーテ』ではタイトルロールを演じた。

可西舞踊研究所 個魯素(ころす)

故・可西希代子が1948年に富山県高岡市に設立した現代舞踊研究所。養女、晴香が1995年から代表をつとめている。2001年、モナコ世界演劇祭で高い評価を受け、2003年のプラハダンスフェスティバルではグランプリを受賞した。ハンガリーやチェコから演劇、クラシック・バレエ、モダンダンスの教授を招き、指導を受けている。コンクール等受賞者を数多く輩出。指導者にはプラハ芸術大学から招聘され留学したた奨学生も数多い。
[松下美規、片岸香里、古井晴香、横田ほの華、桂井優依、日下 葵、緑川雅月、石村一花]

藤岡幸夫

慶應大学文学部卒業後、日本フィル指揮研究員を経て1990年、英国王立ノーザン音楽大学指揮科入学。1994年、BBCフィルが藤岡のために新設した副指揮者に就任。マンチェスター室内管弦楽団首席指揮者、日本フィル指揮者を歴任し、現在は関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を務める。2019年より東京シティフィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に就任。

桂 吉坊/ナビゲーター

1999年1月10日、桂吉朝に入門。2000年4月から桂米朝のもとで内弟子修業。2003年4月に内弟子を卒業。以後、古典落語を中心に舞台を重ねる。 2007年にはG2プロデュースの舞台『地獄八景 浮世百景』で役者としてもデビュー。2008年公開の映画『能登の花ヨメ』では謎の旅人として映画デビュー。2011年、咲くやこの花賞大衆芸能部門受賞。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
堅田新十郎 社中
GOSAMARU

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主催・制作:株式会社 代地
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